日本の登山は、おもしろい!
澄んだ空気、美しい動植物、広大無辺の空と、どこまでも続く地平線。
そんな世界に包まれることができるのが、登山です。
都会の暮らしも楽しみはたくさんありますが、山には、そこでしか味わえないこんなエキサイティングな楽しみ、あるいは心を癒す世界が、いっぱいに広がっています。
山のぼりなんて、なんだか特別なことだ、と思ってはいませんか?どこか遠い山でないと、登山の醍醐味が感じられないのでは、なんて考えていませんか?いいえ、あなたの住む場所のそばにも、日本が誇る美しい山が、今もそびえているかもしれません。
このホームページでは、日本に連なる様々な名山をご紹介します。本格的な登山には確かにしっかりとした装備が必要ですが、夏季に山の中腹までを歩くような山歩き(トレッキング)であれば、さほど大規模な装備がない初心者でも、山の喜びに触れることができます。
北は北海道から、東北、上信越・日光、関東圏を経て、南は四国や九州まで・・・。ここで取り上げるのは、日本中に散在する色んな山について。それぞれの山の魅力はもちろん、山ごとに必要な登山者のマナーや注意事項、怪我やトラブルに気をつけるべきポイントまでを書き記しました。
このサイトを「登山三昧」と名づけたのは、登山が一生の楽しみになる可能性を秘めた素敵なレジャーだから。あくなき好奇心に身をゆだね、しかしくれぐれもトラブルへの準備や対策は怠らず、素敵な山との時間を経験したいものです。
登山の危険な部分も知ってほしい
日本の登山はとてもおもしろいので、多くの方が登山を楽しんでいますが、ちゃんと安全対策はしていますか?山岳ガイドと一緒に登山をしているのなら安心ですが、一般の人たちだけで登山をするとルートを間違えて遭難したり、滑落して怪我をする可能性が高くなってしまいます。
実際、登山中に「遭難した」「滑落した」というニュースが毎年流れています。
先日もテレビを見ていたら、長野県の八ヶ岳連峰を登山していた40代から60代の7人のグループが、7人全員滑落し、そのうちの3人が死亡したというニュースが流れていました。
なんで7人全員が滑落したんだろうと詳しくニュースを見てみたら、滑落防止のために7人全員をロープで繋いでいて、先頭を歩いてる人が滑落した時にその繋がってるロープが引っ張られて残りの6人全員滑落したそうです。
たしかに、ロープでお互いを縛るというのは険しい山を登山するときにはすることですが、基本繋いでも2人もしくは3人で繋ぐものです。このグループはロープでお互いを繋ぐということまでは知っていたけど、何人で繋ぐのか知らなかったために、全員で1つのグループになるように繋いでしまったんでしょうね。
このように、登山には危険な部分もあります。登山をするときはしっかりと基本を学んでからするようにしましょう。